Night



姿の見えない闇が　視界を遮って
己の進む道さえ　見据えることが出来ずに
姿を見せた月が　視界を明かした
己の進む道なりが　やっと見えてくる頃に
 

自分にとって　何が大切か　今更気が付く
私に必要なもの　それは唯一つ
道を照らしてくれる　大きな明るい月

怖いものなんて　何一つ無い
道が明るいから　何処までも歩いていける
何も怖がることなんて　無い
空はまだ暗いけど　月はほら　笑っている

「私はもう何もいらない」
そう言って　ずっと　逃げ惑ってた日々
「ボクにはキミが必要」
そう言って　ずっと　追いかけていた日々

もう　大事な思い出に　なったけど
今私がここにいるのは　そんなキミが居たからなんだ

大切な宝物は　今傍に居る仲間達
その手を差し出し　笑顔を向けてくれる
他にはもう　何もいらない　欲しくない
その手を握って　走り出そう　独りなんかじゃ無いから

大切なものの数を　数えていた
胸にある思い出の数も　笑顔の回数も　
何度笑って　何度泣いた？
そんなの覚えて無いけれど
これだけは覚えてる　いつもキミ達が傍にいた

怖いものなんて　何一つ無い
道が明るいから　何処までも歩いて行ける
何も怖がることなんて　無い
そうでしょ？
空はまだ暗いけど　月は　ほら･･･

大切な宝物は　今傍に居る仲間達
その手を差し出し　笑顔を向けてくれる
他にはもう　何もいらない　欲しく無い
やっと掴んだ宝物　ずっと離さないように　
その手を握って　走り出そう　独りなんかじゃ無いから